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MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

藤原万璃子作品

■薔薇の砂漠■

良かったのですよ~~~~。ワタシ的に。メチャクチャ!!!

お話は、鈴村さんの演じる『海』という大会社の後継ぎが
祖父の指示で(何かをつかむために?)パリダカを走っている途中、遭難し、遊牧民の若い長『ミケル』(諏訪部さん)に助けられるというもの。

鈴村さん、ワタシの中ではいつまでも、最初の『十二国記 楽俊』で、声のイメージも ごにょごにょしたカワイイ声だったのですが、このCDではとてもしっとりした色っぽい声です。ちゃんと男らしさもあって、落ちついてて、好きでした。『ミルクラ』も楽しみだ~。

そして、諏訪部さん。これがまた、『作りすぎたエロ声』を脱却していまして(笑)、こちらも落ちついた、包容力ある話し方になっております。
(大体が、艶のあるイイ声なのだから、そのまま喋っていても充分色気あるのですよね)

その上、嬉しかったのが、注目の新人声優さん?の杉田さんが、諏訪部さんの双子の弟を演じていて、
立派なオトコ声で攻め…てはいないけど、兄から鈴村さんの『海』を誘拐したりするのですよ~~~~~。美味しい!美味しすぎる!!!思った通り、良い声でしたよ~~~vv。←杉田さんオトコ声推奨派

物語自体も、とってもムードがありまして、
ストーリー展開には、少々、無理や、『???』もありましたが
(最初の方のエッ○シーンは、結構不自然な設定と言うか「これはなくても充分ステキな話なのにな~~。でもやっぱしBLなんだから『○○ページに一回』とか、指示があったのかな~?」というカンジです)
映画のごとく余韻に浸れる造りになっておりました。

唯一!『これはどうよ!』と不満に思ったのがトーク。
時間が短いのもあるでしょうが、

疲れて投げやりな鈴村さんと
いつもクールな諏訪部さんと
青い杉田さんを

自分もどちらかというとやんちゃをする(子供っぽい)タイプで、後輩を盛り上げたりはあまりやらない堀内さんが
あるがままに放置した(笑)

殺伐としたトークになっていまして、
「これなら無い方が良かったんではない??」
と、思ってしまったミラノなのでした。

でも、買って良かったです~~~。



■パパラチアン・パラダイス■

某国諜報部の超美形スパイ、シャルルと
彼に誘惑されて、仕事を手伝うハメになってしまった秀才研究員、ハルキのお話です。

■最初の話は、恋人と別れて、ひとりで飲んだくれているハルキ(福山さん)に、シャルル(諏訪部さん)が接近して、その美貌とエロエロボイスでの口説き文句とで、彼を虜にして(笑)
一生忘れられないような思い出を作ってあげた・・・
後に、情報部にスカウトし、断われないハルキを無理やり引き込むところです。

もー、諏訪部さんってば、
セクシイボイスの大盤振舞い!!(もってけドロボー!)です。

私としては、甘く作り過ぎないで、も少しフツーの声でも充分なんですけどね。(小説を読んでみると、イメージは子安さんの高飛車声なんで)

福山さんは、イメージ通り、ブルジョアでインテリなハルキの雰囲気を上手く出してらっしゃいます。
モノローグが多く、ひとりつっこみが多いのを、あまりコミカルにしないでハルキっぽくするよう気をつけたと言われてましたが、その辺りが上手いです。焦っているシーンも、怒っていても、品のよいハルキが出てました。やっぱり福山さんって・・上手いんですね。

■2話目は、マフィアの館に入って、宝石を擦りかえる話。

この時、囮として、『金目と銀目』シン(高橋さん)とレン(近藤さん)という 宝石強盗をシャルルはおびき寄せています。

大菊コンビで強盗です~vv

菊ちゃんと違って、高橋さんはイイ声なので、近藤さんは声がかぶらないように気をつけたらしいです。
それと、最初、二人は屋敷に潜入したウェイターなんで、その時の
『フツーの兄ちゃん』声と、『怪盗』声を分けるように気をつけ・・・るよう、高橋さんが近藤さんに『変えろよ!!』と言ったらしいです(笑)

■3話目は、大学教授夫人で、ハルキの元恋人、ダフネと弟の宝石&鉱物展示会に、また↑の宝石強盗が現れる話。

実はシャルルが、宝石とハルキを餌に、怪盗をおびき出したのでした。
と、いうのも、もと、シャルルのスパイ仲間だったダフネが、自分の家に昔あった宝石を盗んでもらうように怪盗コンビに頼みたかったからという展開。(シャルルとダフネの仲良し度は???)。

■このシリーズ・・・シャルルとハルキの昔の恋人をすべて把握しようと思ったら混沌としてしまうくらい、大人なストーリーなんですよね。(いや、現在進行中でもイロイロあるけど)

アクションやサスペンスシーンは私に会わせて(?)あっさりと分かりやすく、12冊も出ているシリーズの入門編としても良い出来なのではないでしょうか??

でね、でね、このシリーズの・・・・何冊目かはわからないんですけど先の巻に

シャルルの初めての男

っつーのが出てくるのですよ。

既に二作目(11/20発売)にも出て来ている、シャルルの亡き父の親友にして、情報部員として彼を仕込んだスレッガー(小杉さん)なんですけどね~~~~~☆☆

皆で頑張ってCDを買って、どんどん続きが出れば、待望の

諏訪部さん受けも夢じゃない!!!わーパチパチ・・!!

つーことで、買おうかどうか、考え中ですv


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